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===やくざ===
そうした意味では、やくざの世界もまた異界の一つである。国民が社会生活を営むよりどころとしている法に対し、全く遵守する意思を持たず、独自の掟を持っている。また、一種の符牒である独特の[[やくざ言葉]]が使われている。東映のヤクザ映画や、やくざをテーマにしたエンターテインメント小説に人気があるのは、こうした違った価値観を持つ人たちの視点で社会を見るおもしろさがあるからだろう。
 
===隔離施設===
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障害者、とくに[[視覚障害者]]と[[知的障害者]]は、一般の人たちとのふれあいも少なく、また、ほとんどの人が就業できない「異界」の生活者である。[[川端康成]]の「春琴抄」や「盲目物語」など、盲人が主人公になっている作品はあるが、さすがのノーベル賞作家も、本当の盲人の視点というのはわからないようである。
 
盲人による、盲人をテーマとした優れた文芸作品はほとんどない。盲人が使っている点字は、オールひらがなであり、大半の盲人は漢字の知識がないからである。小生は「星2006年とどけ、ベルカント」と文芸社から出版された「虹の輪」の2作品を上梓した。まだとてもは、さほど優れたものと作品でいえないが、さらに研鑽を積み、視覚障害者が自分の視点でき続けもので、山梨日日新聞の読書欄に、「障害を持つ人にしかわからな心の機微を誠実に描いている」書評が掲載された。
 
[[Category:文学論|いかい]]