「胞子嚢」の版間の差分

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#[[子嚢菌]]類に於いて、中に減数分裂で生じた胞子を含むもの
 
2は接合胞子嚢と呼ばれる。3は[[子嚢]]と呼ばれる。一般に、菌類で胞子嚢と呼ばれるのは1の場合である。
 
[[ツボカビ門]]では、胞子は鞭毛を持つので胞子嚢は'''遊走子嚢'''である。菌体すべてが遊走子嚢に変化するものを全実性という。これに対し、菌体の一部が遊走子嚢になるものを分実性という。また、菌体に遊走子嚢を1つだけ生じるものを単心性、複数の遊走子嚢を生じるものを多心性という。多生物の細胞内に寄生するものは全実性のものが多く、有機物表面に付着して仮根状菌糸をのばすものは分実性で単心性か多心性である。遊走子嚢には円形の蓋があってそれが開くことで遊走子を放出するものもある。