「トーマス・キャバリエ=スミス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
en:Thomas Cavalier-Smith (15:50, 11 March 2007, UTC)の翻訳
 
2行目:
 
原生生物や原核生物の進化と分類に関する大部の論文を多数著している。現時点での重要な功績は、6番目の[[界 (生物学)|界]]である[[クロミスタ界]]の提案である。ただクロミスタ界は比較的受け入れられているものの、自然分類群として本当に存在しているかどうかは現在でも議論が続いているところである。また[[クロミスタ]]と[[アルベオラータ]]が単系統群を成すとして、[[クロムアルベオラータ]]という分類群を提案している。その他、[[オピストコンタ]]、[[リザリア]]、[[エクスカバータ]]などの高次分類群を提案・命名したのも彼である。また[[細胞小器官]]の起源や、ゲノムサイズの進化、[[細胞内共生]]などに関する論文を多く著している。彼は非常に有名ではあるものの、その主張には議論の余地があり広く受け入れられるには至っていないものが多い。
 
==略歴==
*1967年 Ph.D. in Biophysics ([[ロンドン大学]])
*1967年 [[ロックフェラー大学]]細胞生物学科 客員研究員
*1969年-1989年 [[キングス・カレッジ・ロンドン]]生物物理学科 講師
*1982年 B.A. in Mathematics ([[オープン大学]])
*1989年-2000年 [[ブリティッシュコロンビア大学]]植物学科 教授
*2000年- [[オックスフォード大学]]動物学科 教授
 
[[Category:イギリスの生物学者|きやはりえすみすとます]]