「鳥取県道303号大高下口波多線」の版間の差分

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* 岡山県道303号は現在は欠番である([[1994年]]までは岡山県道303号宇治高倉線だったが[[主要地方道]]再編で[[岡山県道85号高梁坂本線]]になり廃止)。しかし、300番台は[[高梁市]]周辺の路線で用いられていることと鳥取・岡山両県にまたがる一般県道の番号は110番台であることからそのまま岡山県側も本路線の路線番号に303を付与するとは思えない。このことから鳥取県側としては当分の間岡山県側が本路線を認定しないと見て1982年の県道番号再編の際に津山市や苫田郡では使用されない県道番号を本路線に付けたものと思われる(もし岡山県側が受け入れていれば当時110が欠番だったため県道110号になった可能性が高い。更に現在では119〔1994年以降欠番〕も候補番号になっている)。
* 本路線の認定目的としては岡山県道・鳥取県道6号津山智頭八東線の難所・物見峠を迂回し、津山~加茂~阿波~智頭間の自動車での通年通行を実現させようとしたことと津山市阿波地区の地理的袋小路状態を解消しようとしたことが考えられる。しかし、[[国道53号]]の整備や[[智頭急行智頭線]]の開業で[[物見峠]]は重要視されなくなり、更に津山市阿波地区は本路線を認定すると鳥取県との間に3つも県境付近で自動車の通れない県道(他に[[岡山県道・鳥取県道117号鱒返余戸線]]と岡山県道・鳥取県道118号加茂用瀬線がある。このことは「[[おはようクジラ]]」〔TBS系、[[1996年|1996]]~[[1999年]]放送〕で紹介されたことがある)を持つことになるため岡山県側は認定をしないでいるものと思われる。なお、鳥取県側には[[山陰自動車道|山陰道]]への[[国道9号]]移行を契機として県道路線の整理を実施する計画があることが[[2006年]]6月に新聞で報じられており、岡山県側の認定や区域決定、更に全線開通の見込みのない本路線の今後は不透明である。
* 同様な路線としては他に[[徳島県道・高知県道369号大木屋丸山線]](道路自体は林道として全線開通しているが、[[徳島県]]側は未認定〔更に起点で接続する県道路線もない〕であり、認定を済ませている[[高知県]]側は区域決定には至っていない〔一部の道路地図では県道表記がなされている〕)がある。
 
== 関連項目 ==