「山陽特殊製鋼倒産事件」の版間の差分

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== 事件の影響 ==
会社倒産に伴い中小下請け会社の保護が政治問題になり、[[国会]]でも取り上げられた。そしてこの事件を契機に、会社更生法などが改正され、下請けの中小企業がもつ債権については優先的に弁済が受けられるようになった。さらに、監査制度の充実を図るため、[[証券取引法]]や[[公認会計士法]]等が改正され、連結決算制度が導入される遠因となった。また、[[清水一行]]の[[小説]]『[[殺人念書]]』は本事件を題材としている。更に[[山崎豊子]]の小説『[[華麗なる一族]]』でも本事件を一つのエピソードとして取り上げている
 
なお、山陽特殊製鋼は[[1974年]]には会社更生に成功し、[[1980年]]には[[大阪証券取引所|大証]]2部([[1982年]]に1部銘柄に指定)に、[[1985年]]には[[東京証券取引所|東証]]1部に再上場を果たした。