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'''HSAB'''Hard'''H'''ard and Soft'''S'''oft Acids'''A'''cids and Bases'''B'''asesの略であり、HSAB則とは酸および塩基の相性を、硬い、軟らかい、という表現を使って表したものである。すなわち、硬い酸は硬い塩基と相性がよく、軟らかい酸は軟らかい塩基と相性がよいということである。ここで用いている酸、塩基と言う言葉は[ルイス]の定義によるものであり、HSAB則は主に[[錯体]]中の金属(ルイス酸)と[[配位子]](ルイス塩基)の相性に関して用いられる。
 
硬い酸とはサイズが小さく、[[価数]]の大きなものであり、正[[電荷]]が中心によっているイメージ。
軟らかい酸とはサイズが大きく、[価数]が小さいもので、正電荷が全体に広がっているイメージ。
同様に軟らかい塩基はサイズが小さく、[[分極]]しにくいもの。
軟らかい塩基はサイズが大きく、分極しやすいもの。