「第二次戦略兵器削減条約」の版間の差分
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STARTというひとつの用語で、交渉と条約の二つの概念を含んでいるので、混乱を防ぐために、START(交渉)の成果としてのSTART(条約)ということを明らかにするべく補足を行った。) |
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1996年にアメリカ議会は批准したが、ロシア議会は批准を拒否した。このため、1997年に議定書が結ばれ、条約における弾頭削減期限が2007年まで延長された。この議定書については、アメリカ議会が批准を行わず、2000年にロシア議会が批准したものの、アメリカが2001年に[[弾道弾迎撃ミサイル制限条約]]を廃棄したこともあり、ロシアはSTART IIを実行しないとしている。
この後、1999年から保有核弾頭数を2,000~2,500発に削減する第三次戦略兵器削減条約の交渉が行われたが、START IIが実行されなかったこともあり、交渉は進展しなかった。ただし、2001年からアメリカの安全保障政策が対テロに重きを置くようになると、核兵器の大量保有の必要性が減少した。このため、米ロ両国は2002年に戦略攻撃能力削減に関する条約([[モスクワ条約_(2002年)|モスクワ条約]])を結んでいる。
== 外部リンク ==
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