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'''すぐき'''は、[[漬物]]のひとつ。[[カブ]]の変種である'''酸茎菜'''(すぐきな、'''すぐきかぶら'''ともいう)を原材料とする、今では数の少ない[[醗酵|乳酸発酵]]漬物である。まったく味付けをしない調味なしの日本唯一の自然漬物といえる。京都の伝統的な漬物であり、「[[柴漬]]」、「[[千枚漬]]」と並んで京都の三大漬物と言われている。
 
酸茎菜は、[[京都市]][[北区 (京都市)|北区]]の[[賀茂別雷神社]](上賀茂神社)で栽培したのが発祥とされている。しかしその歴史についてはいまだに定かにはなっていない。約300余年前の「[[日次紀事]]」(1667年)への記載をはじめ、数々の本草書、詩文などにその名前が載っている。明治の時代になりその栽培が一般農家にも広がり、販売されるようになった。