「ジェーン・グレイ」の版間の差分

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参考文献の詳細、ワイアットの乱追加、妹について
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[[エドワード6世 (イングランド王)|エドワード6世]]が崩御すると、ノーサンバランド公はジェーンの即位を宣言したものの、陰謀を察知したノーフォーク公がメアリーをかくまっていたために身柄を拘束できなかった。そのためメアリー派の反攻を許すこととなり、[[1553年]][[7月19日]]に[[サフォーク]]でメアリーが即位を宣言、ジェーンと夫ギルフォードらが逮捕された。続けてギルフォードの兄弟、ジョン、アンブローズ、ロバート([[エリザベス1世 (イングランド女王)|エリザベス女王]]の寵臣となる[[ロバート・ダドリー]])らダドリー一族も逮捕された。
 
その後、ジェーン・グレイは[[ロンドン塔]]幽閉を経て、[[1554年]][[2月12日]]、夫ギルフォードとともに斬首された。王位に就いたメアリーは当初、ジェーンの処刑に二の足を踏んでいたとされるが、[[スペイン]]王[[カール5世 (神聖ローマ皇帝)|カルロス1世]]と王太子[[フェリペ2世 (スペイン王)|フェリペ]]の婚約解消の脅しに屈し、処刑の命令を下したという。なお、この1554年2月というのは、ジェーンを王位に就けることを要求した[[ワイアットの乱]]の起きた月でもあり、その影響もあると思われる
 
のちに妹のメアリとキャサリンがエリザベス1世の後継者候補となった。
 
== 注 ==
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== 参考文献 ==
*小西章子華麗なる二人の女王の戦い』朝日新聞社、1988年 ISBN 4022605308
*Fraser,Antonia ''The six wives of Henry VIII'',London:Phoenix,2002(初版は別の出版社で1992年),ISBN 1842126334(アントーニア・フレイザーヘンリー八世と六人の王妃』という翻訳あり)
 
== 小説 ==
*カーリン・ブラッドフォード「九日間の女王さま」
*柳広司「我が輩はシャーロック・ホームズである」小学館、2005年 ISBN 409387624X
*Gregory,Philippa Gregory ''The Queen's fool'',London:Herpercollins,2003,ISBN 0007147295
*Meyer,Carolyn Meyer ''Beware, Princess Elizabeth'',Frolida:Gulliver books,2001, ISBN 0152045562
*Miles,Rosalind Miles ''I, Elizabeth'',New York:Three river press,1994,ISBN 0609809105
*Rinaldi,Ann Rinaldi ''Nine days a Queen'',New York:Herpercollins,2005,ISBN 0060549238
*Weir,Alison Weir ''Inocent Traitor A novel of Lady Jane Grey''
 
== 外部リンク ==