「ツェツィーリア・レナータ・フォン・エスターライヒ」の版間の差分

[[Image:CeciliaRenata.jpg|200px|right|thumb|ツェツィーリア・レナータ]]

 

神聖ローマ皇帝[[フェルディナント2世 (神聖ローマ皇帝)|フェルディナント2世]]と最初の皇后マリア・アンナ・フォン・バイエルンの娘として、[[グラーツ]]で生まれた。1637年にヴワディスワフとワルシャワで結婚、同じ日に聖ヤン大聖堂で戴冠した。若く精力的なツェツィーリアは、自分の好み通りに宮廷を変え始めた。彼女は親ハプスブルク・親カトリックの立場で、オッソリンスキやアルブレヒト・ラジウィルと同盟した。彼女の政敵は、王の旧友で王を影響下においていたアダム・カザノウスキで、彼は王の結婚後追放された。カザノウスキはのちに彼女の敵の一人ゲンビツキと手を組んだ。

ツェツィーリアは、結婚してからはじめの2、3年間は、要職の任命に多くの介入をした。しかし、1638年頃からヴワディスワフが[[ハプスブルク家]]からはわずかな援助しか期待できないと悟ると、ツェツィーリアの助言を無視しはじめ、彼女の権力は衰えた。

 

 

ツェツィーリアは1644年に[[ヴィリニュス]]で亡くなった。

 

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