「国東半島」の版間の差分

== 地理 ==

=== 地形 ===

半島の中央部よりやや北寄りの内陸部には[[両子山]]（標高721m）をはじめとする山々がそびえており、そこから丘陵地が海岸に向かって放射状に伸びる。海岸線は北部においては小さな入り江と岬が連続する[[リアス式海岸]]となっているが、全体的には円弧状に近い形を描いている。

=== 半島内の自治体 ===

== 宗教 ==

[[奈良時代]]から[[平安時代]]にかけて、[[仏教]]（[[天台宗]]）に[[宇佐八幡]]の八幡信仰（[[神道]]）を取り入れた「[[六郷満山]]」と呼ばれる仏教文化が形成され、山岳地域の険しい山道を歩く「峰入り」と呼ばれる難行が行われるようになった。「六郷」とは、来縄（くなわ、現・豊後高田市）・田染（たしぶ、豊後高田市）・伊美（いみ、国東市国見町）・国東（国東市国東町）・安岐（あき、国東市安岐町）・武蔵（むさし、国東市武蔵町）の6つの地域を指しているといわれる。現在でも内陸部を中心に多数の寺があり、観光名所となっている。

また、[[江戸時代]]の[[キリスト教]]徒で、日本人として初めて[[エルサレム]]を訪れた[[ペトロ・カスイ・岐部]]の出身地でもある。

== 交通 ==

=== 空港 ===

* 半島の南東部に[[大分空港]]がある。

=== 鉄道 ===

* かつて、[[大分交通国東線]]が[[杵築市]]の[[杵築駅]]から[[国東町]]（現・国東市）の国東駅までの間を結んでいたが、[[1966年]]に全廃された。

=== 道路 ===

* 半島の付け根に沿って[[国道10号]]が通り、海岸線に沿って[[国道213号]]が通っている。内陸部は県道が整備されている。

=== 航路 ===

* [[山口県]][[周南市]]（徳山）と国東市国見町（竹田津）の間に[[フェリー]]が運航されているほか、。
* [[大分市]]と大分空港の間に[[ホバークラフト]]による航路がある。

== 関連項目 ==

* [[日本の秘境100選]]