「パナマ運河」の版間の差分

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太平洋側のほうが海面が24cm高い。豊富な降水量を利用し、標高の高い部分を船の水位を上げて通過させるために[[閘門式運河]]を採用している。三つの人造湖と三つの水門を内に含む。
 
閘門のサイズにより、パナマ運河を通過する[[船舶]]のサイズは、船幅で32.3m以下、水深で12m以下に制限されている。パナマ運河を通過できる船の最大のサイズを'''パナマックスサイズ'''と呼ぶ。
 
==歴史==
[[1534年]]、スペインのチャカルロス1世([[ハプスブルク王朝]]の[[カール5世]]と同一人物)が調査を指示した。
 
[[スエズ運河]]の設計者[[レセップス]]がパナマ地峡に海面式運河の建設を計画し、[[フランス]]の主導で[[1880年]][[1月1日]]に建設を開始したが、工事の技術的問題と資金調達の両面で難航し、[[1889年]]に計画を放棄した。
 
[[アメリカ合衆国]]は[[1902年]]に連邦議会でパナマ地峡に運河を建設することを決定した。
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運河地帯両岸の永久租借地にはアメリカの軍事施設がおかれ、南米におけるアメリカの軍事拠点となっていたが、1960年代以降、パナマの民族主義が高まり返還を求める声が強くなった。1977年に新パナマ運河条約が締結され[[1999年]][[12月31日]]にパナマへ正式に返還され、アメリカ軍は完全に撤退した。
 
現在のパナマ運河は[[パナマ|パナマ共和国]]が管轄している。
閘門式による船舶通行の限界や大型船舶の通過を可能とするため、現在、2010年を目指して第2パナマ運河の建設が計画されている。
 
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[[Category:運河|はなまうんか]]
[[cy:Camlas Panamá]]
[[de:Panama-Kanal]]