「土曜日の夜の虐殺」の版間の差分

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週末に入り官庁事務所が休みであったにも関わらず、ニクソン大統領は翌日の晩(土曜日の夜)からコックス解任のために行動を起こす。
 
まず彼は[[司法長官]][[エリオット・L・リチャードソン]]に圧力をかけ、コックスを特別検察官から解任するよう求めた。リチャードソンはこれを拒否し、抗議して辞職をした。ニクソンは次に司法[[次官]]ウィリアム・D・ラッケルズハウスに同じ要求をするが、彼もこれを拒み、ニクソンによって辞職させられる。
 
さらにニクソンは司法次官であった[[ロバート・H・ボーク]]を司法長官代理(リチャードソン辞職に伴い)に任命し、コックスを解任するよう命じた。上述のリチャードソンとラッケルズハウスは両人とも、上院司法委員会の任命公聴会で特別検察官の職に干渉しないという宣誓証言をしていたが、ボークは委員会へそのような証言をしていないこともあり、命令に従ってコックスを解任した。