「同期速度」の版間の差分

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'''同期速度'''(どうきそくど、synchronous speed)は、[[交流]]を[[電源]]とする回転機([[電動機]]や[[発電機]])において、[[界磁]]に交流[[電流]]を印加したとき、固定子と回転子との間(ギャップ)に生じる回転[[磁界]]の[[回転速度]]をいう。
 
== 同期速度の式 ==
同期速度 ''N<sub>s</sub>'' ([[rpm (単位)|rpm]]) は、交流電源の[[周波数]] ''f'' ([[ヘルツ (単位)|Hz]]) と、磁極の数 ''p'' により決定する。
 
: <math>N_s = \frac{120 f}{p}</math>
 
同期速度と、実際の回転子の回転速度とが等しい状態を、「'''同期'''した状態」という。
そうした状態を'''脱調'''(だっちょう)といい、通常の同期機はひとたび脱調すると自力で同期状態に復帰することが困難なため、すぐに運転を停止させることが望ましい。
 
== 滑り ==
非同期機において、同期速度と実際の回転速度 ''N'' (rpm)との差を'''相対速度'''(そうたいそくど)という。相対速度は回転子からみた回転磁界の回転速度でもある。
相対速度と同期速度との比を'''滑り'''(すべり、slip)という。
ひらがなで '''すべり''' と表記される場合も多い。
 
: <math>s = \frac{N_s - N}{N_s}</math>
 
滑りの大きさによって、回転機の種類もしくは状態が判別できる。
 
* 滑りが0ならば、同期機である。
* 滑りが0でないのならば、非同期機である。
** 滑りが0よりも小さいのならば、発電機である。
** 滑りが0よりも大きく、かつ1よりも小さいのならば、電動機である。
** 滑りが1よりも大きいのならば、制動機である。
 
==参考文献 関連項目 ==
* [[速度]]
*社団法人[[電気学会]]『[[電気工学ハンドブック]]』(第6版)[[2001年]][[2月20日]]
* 誘導機 - [[誘導発電機]]、[[誘導電動機]]
 
* 同期機 - [[同期発電機]]、[[同期電動機]]
==関連項目==
* [[速度同期検定]]
*誘導機 - [[誘導発電機]]、[[誘導電動機]]
*同期機 - [[同期発電機]]、[[同期電動機]]
*[[同期検定]]
 
== 参考文献 ==
* 社団法人[[電気学会]]『[[電気工学ハンドブック]]』(第6版)[[2001年]][[2月20日]]
[[Category:速度|とうきそくと]]
[[Category:発電機|とうきそくと]]
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