「ダム穴」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
+img |
m →ダム穴の正体 |
||
7行目:
グローリーホールは、[[放水路]]へとつながる円筒形の[[パイプ|管]]が水中(湖底)から立ち上がった構造をしている。飲み口は真上に向けられており、その形状は[[楽器]]の[[ラッパ]]、もしくは逆さにした[[釣鐘]](英: [[:en:Inverted bell|inverted bell]])にも見え、特に[[アサガオ]](英: morning glory)の[[花]]に似ていることから'''グローリーホール'''、'''モーニング・グロリーぜき'''といった名前がある。また[[直線]]の[[刃形ぜき]]を丸めた円筒形状から'''円筒形刃形ぜき'''ともいう。これらは水位が飲み口の高さを越えたとき、周囲から中心部(クロッチという)に向かって水がいっせいに流れ込む。このとき水は互いに[[衝突]]し合い、クロッチの直上に[[泡]](ボイルという)が発生する。水は内部を垂直に落下し、放水路を通じて下流に放流される。運用面では管路につまりができないよう、[[ごみ]]の流入や凍結などに注意を払う必要がある。
[[日本]]では[[2000年代]]に[[インターネット]]の[[電子掲示板]]や[[ブログ]]などの[[メディア (媒体)|メディア]]を通じて紹介され、その異様な雰囲気の光景にいつしかダム穴という名前が付けられ話題を呼んでいる。しかし、現状では[[日本のダム]]においてダム穴が見られる機会は少ない。建設された多くのダムでは、その堤体(ダム本体)に[[スロープ]]状の余水吐きを[[水門]]を伴って設けることがほとんどであり、
==参考文献==
|