「薔薇の封印 -ヴァンパイア・レクイエム-」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
まむし (会話 | 投稿記録)
まむし (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
6行目:
===第一幕===
 
*プロローグ([[2003年]]・薔薇の谷) 
:[[ヴァンパイア]]伝説のある[[薔薇の谷]]では朽ち果てた僧院を再建しようとチャリティーイベントが行われていた。ヒロインのジェニファーもそのイベントに参加する1人。僧院の廃墟で眠ってしまったジェニファー([[映美くらら]])の夢の中に一人の美しいヴァンパイアが現れる。目が覚めたジェニファーは仲間達にその話をする。すると仲間のピーターが古い日記を読み始めた。それは薔薇の谷でのヴァンパイアに関する日記だった。
 
*第1話([[1314年]]) 
:薔薇の谷では[[テンプル騎士団]]のフランシス([[紫吹淳]])が追われていた。フランシスは薔薇の谷の姫リディアに助けられる。互いに好意を持つ2人だがフランシスはリディアがヴァンパイアであると気付く。悩んだフランシスはリディアの為に自らもヴァンパイアとなることを決意し、2人は婚約する。しかし、そんな2人を快く思っていない修道僧ミハエル([[彩輝直]])は封印を破り荒ぶる魂を宿した悪のヴァンパイアとなり、嫉妬から愛するリディアを殺してしまう。フランシスとミハエルは激しく対立するがミハエルには逃げられてしまう。ミハエルを倒すべくフランシスは時の流れを超え、旅に出るのであった。
 
*第2話(1666([[1666]]・パリの[[サンジェルマン宮殿]]) 
:パリのサンジェルマン宮殿。フランシスはバレエが趣味の太陽王[[ルイ14世]]([[霧矢大夢]])のダンスの先生となる。王の暗殺を企む王の弟フィリップ([[大空祐飛]])に力を貸す錬金術師のマダム・ノアールの正体がミハエルであると気付いたフランシスは暗殺計画から王を守る。しかし、騒ぎにまぎれてミハエルには逃げられてしまう。フランシスは再び旅に出るのであった。
 
===第二幕===
 
*第3話([[1934年]]・[[ベルリン]]) 
:1934年ベルリン。フランシスはロシアからの亡命貴族としてナチスにより迫害されるユダヤ人の亡命組織の手助けをしていた。そしてユダヤ人で同じく亡命を手伝っているポーラから告白を受ける。フランシスも好意を持っていたが、前の恋(リディアのこと)を超える恋しか出来ないと断る。丁度その時、ナチス親衛隊の中佐カイザーになっていたミハエルが現れ、一緒に世界を征服しようと誘われるが断る。しかも、フランシスがヴァンパイアであるということやポーラ達がユダヤ人であること、亡命の手助けをしていたこともばれてしまう。ポーラらを逃がし、フランシスは再びミハエルと対峙するが、またもや逃げられてしまう。
 
*第4話(2003年・薔薇の谷/第一幕のプロローグの続きである) 
*第4話 
:2003年薔薇の谷。第一幕のプロローグの続きである。ミハエルはマイケルと名をかえ会社の社長となり、永遠の命や若さ、ヴァンパイアについて研究をすすめていた。ミハエルは僧院再建のチャリティーイベントの主催者であった。そこに現れたのはフランシス。そのフランシスが夢に出てきたヴァンパイアにそっくりであると感じたジェニファーは運命を感じる。さらに、フランシスはジェニファーがポーラの孫だということをしる。しかし、ジェニファーはミハエルの恋人であった。ミハエルはフランシスを倒すべく彼を氷漬けにしようとするがそこをジェニファーに見られてしまう。フランシスに好意を持つジェニファー。再び愛する者を奪われたミハエルは世界を自分の物にしようとするが、脱出したフランシスに倒される。フランシスとジェニファーは互いの気持ちを確かめ合い、2人で旅に出るのであった。
 
==主な配役==