「過疎」の版間の差分

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==現象==
過疎は、都市部への[[人口]]移動や[[少子化]]などが原因となって起こる。過疎化が進行すると、生活[[道路]]や[[農業用水]]など地域資本の管理、[[農業]]([[田]]植え・[[稲]]刈りなど)や[[茅葺き]]屋根の葺き替え時の助け合いといった互助機能、冠婚葬祭や[[消防団]]など地域社会の機能を維持することが困難になるとともに、利用者減少と自家用車利用の増加による[[公共交通]]網の崩壊(鉄道の[[廃線]]や[[路線バス]]の撤退や減便、[[西日本旅客鉄道]]における昼間運休など)、[[商店街]]の衰退、[[医療機関]]の機能縮小といった社会資本(インフラ)の喪失が同時に進行する。
 
また、地方自治体(市町村)の税収が落ち込み、独自財源を失うことによる[[地方財政|財政]]規模の縮減や[[財政再建団体]]への転落、これに伴う住民の負担増がますます深刻化し、十分な行政サービスを提供できなくなる、地域産業の衰退を招くことで過疎化に拍車がかかるなどの問題を引き起こす。この上に、民間事業者が撤退した路線バスを引き継ぐ[[廃止代替バス]]の運行や公営[[診療所]]の維持といった新たな行政負担も発生することになる。特に過疎地域における医療サービスの確保は深刻な課題となっている。