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'''活格言語'''(かつかくげんご、Active language)とは、[[自動詞]]のただ一つの[[項 (言語学)|項]](いわゆる[[主語]]で、Sと表記される)が、場合によって[[他動詞]]の主語([[動作主]])と同じように表示されたり、また他動詞の[[目的語]]([[被動者]])と同じように表示されたりする[[言語]]のことをいう。つまり、自動詞の項Sの格が、その言語に特有の分類に従って変わるということである。
 
自動詞は一般に、主語が動詞作用に意志あるいは制御を及ぼすことができる動詞(意志動詞、非能格動詞)と、できない動詞(非意志動詞、非対格動詞)に分けることができる(この分類は言語によって異なる)。活格言語では、このような分類に従って格の用い方が異なるわけである。