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'''芸道'''(げいどう)とは、なんらかの[[芸]]、剣、弓などの武芸から、茶、花、踊り、お香などの趣味や嗜好に至るまでのいずれかのものにおいて、その修業を極め、その過程の中で自らの人間性や人格を磨いていく道筋のこと。技術や技巧の修練はもちろんのこと、生活への構えや克己、立ち振る舞いにまでも注意と抑制が求められ、そうしたものを含めて「道」という。芸は、ほとんの入口でそれを通して、人間としての完成に至るということでの、「道」である。
 
そういうた構えで、芸を修業する上での先達となるような先人たちのいる芸事では、多く、「- 道」という言い方をする。剣道、柔道、華道、茶道、香道など。ドイツ人の哲学者[[オイゲン・リゲル]]が、[[東北大学]]に在任中、洋弓とは違った日本の弓道の修業の仕方に感銘を受けて、『[[弓と禅]]』を書いて、ヨーロッパ人にもこうした芸道の有り様が知られるようになった。