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[[画像:Tendo Ningen Shogi.jpg|thumb|200px|2006年の人間将棋(4月22日、[[千葉涼子]]女流王将 対 [[甲斐智美]]女流初段)]]
'''人間将棋'''(にんげんしょうぎ、''Ningen Shōgi'')は、[[山形県]][[天童市]]の「[[天童桜まつり]]」で毎年[[4月]]に催されるイベントである。
 
'''人間将棋'''(にんげんしょうぎ)は、[[山形県]][[天童市]]の「[[天童桜まつり]]」で毎年4月に催されるイベントである。
 
== 概要 ==
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駒となる人間は一般から公募されている。先手・後手で衣装が色分けされており(相手の[[持ち駒]]となっても衣装の色はそのまま)、[[歩兵 (将棋)|歩兵]]は女性しかつとめることが出来ない。
 
== 歴史 ==
駒を人間に見立てて将棋を指すというアイデアは、[[豊臣秀吉]]が[[伏見城]]で小姓や腰元を将棋の駒に見立て、「将棋野試合」を行ったという故事がきっかけとなっている。京都の伏見城と山形の天童は遠く離れており、直接の関連はないが、天童市は古くから将棋駒の生産で知られ、現在でも将棋駒の約95パーセントがこの地域で生産されたものであることから、祭りのイベントとして将棋を用いたものを実施することは決して突飛な発想ではない。
 
[[1956年]]天童市で桜まつりが開催されるようになり、その目玉イベントとして人間将棋が行われるようになった。開催当初は地元の名士や市長などが指揮をとって対局していたが、イベントが有名になるにつれて1972年からはプロ棋士をゲストとして招待するようになり、[[1992年]]からは実際にプロ棋士が対局者として指揮をとるようになった。
 
イタリアの[[マロースティカ]]市では人間チェスのイベントが行われており、この縁で1989年に天童市とマロースティカは姉妹都市の提携を結んだ。
 
== 関連項目 ==
* [[将棋類の一覧]]
 
== 外部リンク ==
* [http://www.bussan-tendo.gr.jp/ 天童市観光情報センター公式サイト]
* [http://www.tendocci.com/event/humanchess.htm 天童商工会議所観光ガイド 人間将棋]
* [http://www.ikechang.com/chess/index.html いけちゃんと仲間たち - 天童市の観光ガイド 人間将棋]
* [http://portal.nifty.com/special04/05/03/ @Nifty デイリーポータルZ あの「人間将棋」に行ってきた]
 
[[Category:将棋類|にんけんしようき]]
[[Category:山形県|にんけんしようき]]
[[Category:天童市|にんけんしようき]]