「F-X (航空自衛隊)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
124行目:
そうなると、F/A-18の導入も十分に考えられる。現在、F/A-18のデメリットといわれている騒音については、現在の主力戦闘機F-4よりも小さいため、それほどの騒音を引き起こすことは考えられない。また、海軍機としてしか使用されていないこともデメリットといわれているが、前に導入したF-4だって元は海軍機であった。そのため、性能的な悪化が出ることはないと思われる(但し、[[アメリカ空軍]]が運用する戦闘機を至上としてきた航空自衛隊にとっては、受け容れ難い選択肢となろう。)。
 
F-35は、性能的にはかなり優れているものの、導入年月が相当れるし、ライセンス生産の可能性が少ないことから、導入の可能性はあまり高くない。しかし、[[2007年]][[5月]]に、アメリカのある新聞社がアメリカ国防長官に日本のF-Xについて取材したところ、「F-35の導入を強く望む」と意見を述べた。F-35は、導入年月などが遅れるであろうため、アメリカ側としては、F-22を初めに数機導入後、F-35を大量導入する、という案を出したのである。こうしたことから、つい最近になって、新たにF-35導入の可能性も高まってきた。
 
タイフーンやラファールなどの欧州機は、これまでに導入したことのない欧州諸国開発の機種のため、他の機種よりも導入の可能性は低い。特にラファールは、性能の面からいっても不利である。しかし、アメリカ機が輸出規制などに引っかかって導入できなくなった場合には、欧州機(特にタイフーン)の採用も考えられる。タイフーンは性能的にも有利な方である。しかし、現在、アメリカとの貿易摩擦で、日本がF-Xでのアメリカ機採用を重視していることから、欧州機導入の可能性は、あまり高くはない。