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世界の塩の生産で見ると、塩田による塩の生産量は、[[岩塩]]の採掘による塩類の生産量の半分程度にとどまっている(2002年データより)。
 
日本での揚浜式や入浜式塩田による塩の生産性は、その性質上、日照時間が長く・[[潮汐|干潮]]と[[満潮]]の海水面の差が大きい地域([[瀬戸内地方]]、[[能登半島]]など)に限られる欠点がある。また気温が低く日照時間の短い冬場の生産も難しい。そのため日本では、1970年代から[[天気|天候]]や[[自然]]現象・季節によらないイオン交換方式による塩生産が大部分を占めるに至る。
 
しかし、イオン交換方式は大量生産に向くが、海水に含まれる[[ミネラル]]分は捨てられるため、生産される塩に含まれる塩類のほとんどが[[塩化ナトリウム]]となる。一方で、塩田で生産される塩は他のミネラル分も含んだ味の特徴を出すことができる。このため、従来の塩田による生産も見直されている。