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m 「濫」と「乱」について
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'''濫用'''(らんよう)とは濫(みだ)りに用いること。特に権利、権限の行使について用いられ、ある権限を与えられた者が、その権限を本来の目的とは異なることに用いることをさすことが多い。権限外の行為は[[権限踰越]]。戦後、[[漢字制限]]([[当用漢字]]に"濫"の字が含まれていなかった)のため、"濫"が"乱"に置き換えられて"乱用"と書かれることが多くなった
 
なお「濫」の字は[[当用漢字]]・[[常用漢字]]であり、「乱」に書き換えるのは1954年の当用漢字補正資料(あくまでも[[国語審議会]]の試案であり実際の内閣告示などではない)に基づいたものである。当用漢字・常用漢字であるのにもかかわらず書き換えられることが多いのは日本新聞協会が加盟社に対し「1954年4月1日から一斉にこれを採用する」としたことも影響していると考えられる。(参考:「新聞協会報」1954年3月22日)
 
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