「サウスポー」の版間の差分

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特に左打者に対した場合は、打者の背中側に投手の投げる手があるために出所が見極めにくく、投手有利であるとされる。また体の正面が一塁側を向くため一塁ランナーの盗塁を警戒する面でも有利である。中でもサウスポーのサイドスローの場合は極めて見にくくなり、有利となる。サウスポーのサイドスローとして[[永射保]]は左殺しの異名を取った。
 
左打者は右打者と比較するとかなり有利になる。前述とは逆に、大多数の右投手の球が打ちやすく、また打った後に体が自然と一塁側に向くため走塁においてはさらに有利になる。このため[[イチロー]]をはじめとして、右投げ左打ちに矯正する選手は多い。
 
元来は右利きであるが野球ではサウスポーが有利だという理由で、成長過程で左投げに転向する選手も多い。現役のプロ野球の投手では[[石井弘寿]]([[東京ヤクルトスワローズ]])や[[ヨハン・サンタナ]]([[ミネソタ・ツインズ]])などがいる。[[江夏豊]]は右肩を壊して左投げに転向していたり、[[ビリー・ワグナー]]([[ニューヨーク・メッツ]])は右腕を故障したために左投げに転向したという例もある。