「オーブリー&マチュリンシリーズ」の版間の差分

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2003年にはシリーズ10作目となる『南太平洋、波瀾の追撃戦』が[[ピーター・ウィアー]]監督によって『[[マスター・アンド・コマンダー]]』(Master and Commander: The Far Side of the World)として映画化されている。
 
===主な登場人物===
*'''ジャック・オーブリー''' イギリス海軍でもっとも勇敢で有能な艦長の一人と見なされている。士官候補生時代に女性問題で水兵に格下げされ、当時としては屈辱的な扱いであったが、彼の水兵に対する洞察とリーダーシップに影響を与えた。また若い頃出会った[[ネルソン]]提督を敬愛している。あだ名はラッキー・ジャック・オーブリー。顔の傷と大きな体格は知性を感じさせないが、[[数学]]と[[天文学]]に関しても優れた才能を見せる。[[オペラ]]鑑賞、[[バイオリン]]演奏、それから[[駄洒落]]を言うのが趣味。性格と政治的キャリア以外は[[ホーンブロワーシリーズ]]の「[[ホレイショ・ホーンブロワー]]」と同じように、イギリスの海軍軍人トマス・コクランをモデルにしていると言われる。
*'''スティーブン・マチュリン''' もう一人の主人公。アイルランドの急進派で[[フランス革命]]支持だったがナポレオンの台頭で反フランス派となる。[[博物学]]、医学(特に薬学、解剖学)に詳しい。しかし海軍の規則には疎くオーブリーや他の仲間をよく困惑させる。必要とあれば貴族のような振る舞いができるが、普段は身なりやしきたりに無頓着。[[アヘンチンキ]]を愛用し、自らの性欲を収めるために服用したこともある。[[チャールズ・ダーウィン]]をモデルにしているとも言われ、生物の観察から種の不変性に疑問を持ったこともある。
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*トマス・プリングス ソフィー号の海尉。優秀な船乗りだが、海軍にコネがなく、出世の見込みがないことを悩んでいる。
 
===作品一覧===
* 『新鋭艦長、戦乱の海へ』''Master and Commander''
* 『勅任艦長への航海』''Post Captain''
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* ''The Final Unfinished Voyage of Jack Aubrey''
 
=== 関連項目 ===
* [[パトリック・オブライアン]]
* [[マスター・アンド・コマンダー]]
* [[海洋冒険小説]]
 
[[Category:イギリスの小説|しやつくおうふりいあんとまちゆりんしりいす]]
 
[[Category:海洋冒険小説|しやつくおうふりいあんとまちゆりんしりいす]]
 
[[ca:Sèrie Aubrey-Maturin]]