「トルヴェール」の版間の差分

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この種の音楽は、楽譜の解読をめぐってしばしば演奏様式が議論の的となる。(とりわけテクストが高邁な場合には、)自由なリズム法によって楽器伴奏を控えめに用いるのがよいとする研究者がいる一方、楽器伴奏もリズムの解釈も同じように固定すべきだとする研究者もおり、演奏界からは後者の説が支持されている。(聞き手の立場からすれば、いずれにせよ説得力があって楽しめればよいのだが。)
 
トルヴェールの名を冠した演奏団体として、現在では日本のサクソフォン四重奏団 [[トルヴェール・クヮルテット]] が有名である。
現在ではサクソフォン四重奏団〔Trouvère Quartet トルヴェール・クヮルテット〕が有名である。
トルヴェール・クヮルテットは、須川展也(ソプラノ・サクソフォン)、彦坂眞一郎(アルト・サクソフォン)、新井靖志(テナー・サクソフォン)、田中靖人(バリトン・サクソフォン)のメンバーにより1987年に結成されたサクソフォンのソリスト集団。1998年8月には「徹子の部屋」に出演。
東芝EMIから現在までに6枚のCDをリリース。1998年にリリースしたCD「トルヴェールの四季」は、ヴィヴァルディとピアソラの四季を編曲したもので、サクソフォン・テクニックの常識を超えた演奏が日本中の話題となった。1992年12月には最新CD「デュークスタイム」をリリース。ボーダレスな活動が若い層に圧倒的な支持を得ており、最も優れたサクソフォン・クヮルテットとしての評価は揺るぎないものとなっている。1992年東京国際音楽コンクール第2位。第5回日本吹奏楽アカデミー賞[演奏部門]受賞。2000年に、国交400年となるオランダでの記念演奏会に招かれている。
 
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