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'''ベンゾイン縮合'''(-しゅくごう、Benzoinbenzoin condensation)は、[[芳香族]][[アルデヒド]]が[[シアン化物イオン]]を[[触媒]]として2量体化し、[[アシロイン]](&alpha;-[[ヒドロキシ]][[ケトン]]、RC(=O)CH(OH)R')を生成する[[化学反応]]である<ref>実施例: Adams, R.; Marvel, C. S. ''Org. Synth.'', Coll. Vol. 1, p.94 (1941); Vol. 1, p.33 (1921). [http://www.orgsynth.org/orgsyn/prep.asp?prep=cv1p0094 オンライン版]</ref>
代表的な芳香族アルデヒドである[[ベンズアルデヒド]]から[[ベンゾイン]](2-ヒドロキシ-1,2-ジフェニルエタノン)が生成するため、この名で呼ばれている。
1832年に[[フリードリヒ・ヴェーラー]]と[[ユストゥス・フォン・リービッヒ]]によって報告されている。
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また、N-アルキルチアゾリウム塩を触媒として使用すると脂肪族アルデヒドでもベンゾイン縮合を起こすことができる。
この方法は1975年にヘルマン・ステッター (Hermann Stetter) らによって報告されたので'''ステッター反応''' (Stetter reaction) と呼ばれている。
この反応は[[チアミン]]の生体内での触媒作用とも関連付けられている。
 
== 参考文献 ==
<references />
 
{{Chem-stub|へんそいんしゆくこう}}
 
[[Category:化学反応|へんそいんしゆくこう]]