「アレクサンドラ・オブ・デンマーク」の版間の差分

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=== イギリス王太子妃 ===
[[画像:Image:King Edward VII and Queen Alexandra - Wedding -1863 -cropped.JPG|thumb|120px|right|left|花嫁姿のアレクサンドラ、新郎のエドワード]]
[[画像:Prince Albert Victor, Duke of Clarence (1864-1892) by William (1829-18 ) and Daniel Downey (18 -1881.jpg|thumb|120px|長男アルバート・ヴィクター]]
[[1863年]][[3月10日]]に王太子[[エドワード7世 (イギリス王)|アルバート・エドワード]]と結婚した。2人の間には3男3女が生まれる。結婚後の王太子は結婚前に比べれば素行が改まったが、女性遍歴は絶えることはなかった。それをアリックスは見て見ぬふりを通し、その屈辱を耐え忍んだ。その屈辱を子育てで耐え忍んでいたアリックスは不倫を繰り返す夫に呆れ果て息子たちには「お父さまの様に愚かな人間になってはなりませんよ」と言い聞かせていた。夫の女性遍歴で悩むアリックスは妹ダグマール夫妻の仲の良さを羨ましがったという。アリックスは夫の愛人と言われた女性にはあだ名をつけて呼んでいた。また、夫と関係を噂されている女性と歩いているのを見かけると、夫を「豚」に例えた事もある。子育てで夫の不倫の屈辱を耐えていたアリックスも、子供が親元から離れていくと一人で屈辱に耐える日々が始まる。そんなアリックスを打ちのめしたのが、長男[[アルバート・ヴィクター (クラレンス公)|アルバート・ヴィクター]]の死であった。未来の国王として育ててきたアリックスにとって、アルバート・ヴィクターが28歳の若さで病死したことは大きな悲しみで、一時は王室行事に出席しない日々が続いた程だった。