「ノート:世界救世教」の版間の差分

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その結果、この騒動自体は単なる申告の記載漏れとして理解され、追徴金を納めることで一応の決着がつき、もちろん岡田茂吉教祖の逮捕などは行われておりません。しかし、世間に注目を受けていた当時の教団は、マスコミによってこの騒動を大きく揶揄されたのです。
 
当時のマスコミは、現代と違い、不当な報道に対する自浄機関も全く有しておらず、公平で客観的な報道を行っているとはいえない時代でした。そのため、この事件も非常に大げさに揶揄され、教団の資産は「2020億から3030億円(この金額は当時の貨幣基準による。当時の公務員初任給は5000円程度、現代は20万円程度なので40倍違う。現代でいう800億から1200億を、物資のない時代であった戦後の2年程度で集めたことになり、常識的な報道ではない。)」などという事実とは異なる記事が、大新聞であっても現在の三面記事、大衆週刊誌レベルの意識で、読者の興味を引く目的により報道されました。
 
そして、昭和25年にある事件によって教祖の逮捕が行われるわけですが、当時の報道機関は、あたかも昭和23年の脱税騒動と連動してその逮捕が行われたかのような報道を行ったのです。昭和25年当時の大新聞がこぞって、「贈賄で脱税」などという見出しの報道を行ったのですが、実際には容疑に脱税の要素はなく、当時の新聞の誤報です。
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