「神扇スプレー倉庫爆発火災」の版間の差分

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比較的民家が少ない地域であったため類焼等は発生しなかったものの、樹脂類の燃焼煙やスプレー封入薬剤等による臭気が広範囲に流れた事から、後日には健康被害が懸念された。このエアゾールは隣接する[[五霞町]]に製造工場を持つ[[ダイゾー|大阪造船所エアゾール事業部]]が委託され製造した[[アース製薬]]の'''[[殺虫剤]]'''『アースジェット』で、盛夏の需要期に備えて大量生産したものを納入前に一時保管していたものであった。
 
また、当該火災制圧には地元である幸手市消防本部の保有する消防車両のほか、周辺市町の各消防本部からの応援の他、さらには[[消防車#化学消防ポンプ消防車|化学消防車]]も投入され、30台を超える消防車両が集結し懸命の消火が行われたが、鎮火までには約36時間もの時間を要した。しかし幸いにも死傷者は発生しなかった。一方、東に隣接する[[埼玉みずほ農業協同組合]]の倉庫が熱で煽られて外壁が破損、建物への類焼こそ免れたが、伝わった熱により内部に置かれていた穀類が痛み、廃棄処分を余儀なくされるなどの被害が出た。
 
== 本件の余波 ==