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m フィルムの校正
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'''製版'''(せいはん)とは、[[印刷]]の工程の中で、[[版下]]などを撮影してフィルムを作り、それを修正して、[[下版]]に備えることを言う.
 
下版してしまえば、印刷するするための物理的な「はんこ」である刷版(さっぱん)を作ることになるので、事実上修正のきく最後の工程となる.
 
伝統的な写真製版(アナログ製版)では、組版部分以外での網掛けや、写真の張り込みを、製版の過程において行う。また、それに先立って、張り込む写真を分解して、網目とする作業が含まれる.。また、版下の凹凸に起因する影や、汚れを除去する作業が非常に大切である。
 
製版して作られるフィルムは、[[ネガティブ|ネガ]]と[[ポジティブ|ポジ]]の2種類があり、用途によって使い分けられる.
 
[[DTP]]が導入されてからは、組版作業と製版作業は同時に行われることになる。これまでのアナログ製版の場合、組版作業上の間違いが製版後に発見された場合、組版作業をやりなおして、再び製版作業をしなければならなかったため、作業場の無駄が省かれることになった。
 
製版作業の確認(校正)のためには、青焼き(あおやき)、または、清刷(きよずり)いずれかの方法によって、紙にプリントする。
 
青焼きとは、いわゆる青写真のことである。普通、一色刷の印刷で用いられる。フィルムの透明な部分は白く、不透明な部分は黒くプリントされる。
 
清刷とは、実際の印刷と同じようにインクを使ってプリントすることである。多色刷りの場合には必ず清刷を行い、色の調子を確認する。これは、実際の印刷の時に、色見本としても用いられる。
 
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