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{{Kaimei}}
{{生物_画像|[[Image:Dyeing Poison Frog.jpg|Right|260px]]|'''アイゾメヤドクガエル''' ''Dendrobates tinctorius''<br>[[神戸市立須磨海浜水族園]]アマゾン館での展示}}▼
|{{生物
|名称 = ヤドクガエル科
{{生物_目|[[カエル|無尾目(カエル目)]] [[w:Frog|Anura]]}}▼
|画像=[[Image:Dyeing Poison Frog.jpg|250px]]
{{生物_亜目|ナミガエル亜目 [[w:Neobatrachia|Neobatrachia]]}}▼
▲
{{生物_科|'''ヤドクガエル科''' [[w:Poison dart frog|Dendrobatidae]]<br />[[w:Edward Drinker Cope|Cope]], [[1865年|1865]]}}▼
▲{{生物_分類終了}}
{{生物_下位分類|pink|属}}▼
▲
|下位分類 =
* [[w:Allobates|''Allobates'']]属
* [[w:Aromobates|''Aromobates'']]属
* [[コオイガエル属]]
* [[w:Cryptophyllobates|''Cryptophyllobates'']]属
* [[ヤドクガエル属]]
* [[w:Epipedobates|''Epipedobates'']]属
* [[w:Minyobates|''Minyobates'']]属
* [[w:Mannophryne|''Mannophryne'']]属
* [[フキヤガエル属]]
}}
'''ヤドクガエル科'''(矢毒蛙科、Dendrobatidae)は、[[両生類|両生綱]][[カエル|無尾目]]に属する科の1つ。
== 分布 ==
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ヤドクガエルの毒は[[アリ]]を捕食する際に取り入れられるもので、毒を持った餌を与えない[[養殖]]個体には毒がない。
毒は[[アルカロイド]]系の[[神経]]毒で、20μgで人間の大人を死に至らしめるという、生物が持つ毒では[[パリトキシン]]に次いで危険とされる[[バトラコトキシン]]のほか、[[ヒストリオニコトキシン]]、[[プミリオトキシン]]
特にバトラコトキシンを備えるフキヤガエル属の3種は最も危険とされ、[[モウドクフキヤガエル]] ''Phyllobates terribilis''(皮膚に絶えず毒素を分泌していおり、触ることも危険)、ココエフキヤガエル(ココイヤドクガエル) ''Phyllobates aurotaenia''、アシグロフキヤガエル(ヒイロフキヤガエル) ''Phyllobates bicolor''はこの順に毒が強く、命に関わることもある。ただしこれ以外の種ではそこまで強
[[1990年]]に、[[ニューギニア島]]に生息する[[ピトフーイ]](ズグロモリモズ)という[[鳥類]]の皮膚にもバトラコトキシンが含まれていることが明らかになった。この鳥類の毒もヤドクガエル類のものと同様捕食物に関係があるのではないかと考えられている。
== 分類 ==
[[画像:Poison Dart Frogs 001.jpg
9属200種以上が知られている。
* [[w:Allobates|''Allobates'']]属
* [[w:Aromobates|''Aromobates'']]属
* [[コオイガエル属]] ''Colostethus''
* [[w:Cryptophyllobates|''Cryptophyllobates'']]属
* [[ヤドクガエル属]] [[w:Dendrobates|''Dendrobates'']]
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== 人間との関係 ==
かつて先住民がフキヤガエル属の内、数種からの毒を抽出し吹き矢に塗って[[狩猟]]等に用いたことが名前の由来となっている。
有毒
== 関連項目 ==
{{Commonscat|Dendrobatidae}}
{{
* [[カエル]]
{{DEFAULTSORT:やとくかえる}}
[[Category:ヤドクガエル科|*]]
{{
[[da:Giftfrø]]
[[de:Baumsteigerfrösche]]
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