削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
m wikify
1行目:
{{文学}}
この作品は、殺人事件で死刑となった人物の生い立ちから犯行に至るまでを描いた、
『'''冷血'''』(れいけつ。英題:''In Cold Blood'')は、[[殺人]]事件で[[死刑]]となった人物の生い立ちから犯行に至るまでを描いた、[[トルーマン・カポーティ]]の[[ノンフィクション]]小説である。
ノンフィクション小説である。
 
<br><br>
作品を書き上げるため、著者であるカポーティはその死刑囚との面会を繰り返し、徐々に彼への同情心が湧いてきたのだ。それは、カポーティ自身の生い立ちと、彼との生い立ちが重なり、また、独創的で優しい心を持つ死刑囚の本心を知ったからである。
 
湧いてきたのだ。<br>それは、カポーティ自身の生い立ちと、彼との生い立ちが重なり、また、独創的で
このことは、カポーティが言った、以下の言葉で言い表すことができる。<br>
優しい心を持つ死刑囚の本心を知ったからである。
'''『:「同じ家で生まれた。一方は裏口から、もう一方は表玄関から出た。』'''
<br><br>
 
このことは、カポーティが言った、以下の言葉で言い表すことができる。<br>
しかしながら、カポーティには、この作品で名声を上げたいという気持ちもあり、彼を助けることと、作品を書き続けることが不条理であることに悩む。死刑が延期されることで、出版が遅れることを恐れ、その反面、死刑が執行されてしまうことに対する同情心、
'''『同じ家で生まれた。一方は裏口から、もう一方は表玄関から出た。』'''
<br><br>
しかしながら、カポーティには、この作品で名声を上げたいという気持ちもあり、彼を助けることと、
作品を書き続けることが不条理であることに悩む。<br>
死刑が延期されることで、出版が遅れることを恐れ、その反面、死刑が執行されてしまうことに対する同情心、
この間でカポーティは板挟みのように悩み苦しむ。
 
<br><br>
この作品以後に、カポーティが完成させた作品は一つもない。
 
{{DEFAULTSORT:れいけつ}}
[[Category:アメリカ合衆国の小説]]
 
{{lit-stub}}
 
[[de:Kaltblütig]]
[[en:In Cold Blood (book)]]
[[es:A sangre fría (novela)]]
[[fr:De sang-froid]]
[[he:בדם קר]]
[[it:A sangue freddo (romanzo)]]
[[nl:In koelen bloede]]
[[pl:Z zimną krwią]]
[[pt:A Sangue Frio]]