「薬理学」の版間の差分

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'''薬理学'''(やくりがく、[[英語|英]]'''Pharmacology''')とは、主に[[薬]]の生体に対する作用効果を中心に研究する[[医学]]、[[薬学]]の一分野である。
 
== 概念 ==
この分野は、薬物組成、作用機序、薬物の特性、[[相互作用]]、[[毒性]]、治療への有用性などを研究する。[[解剖学]]、[[生理学]]、[[生化学]]、[[病態生理学]]などの基礎医学の知識が要求される。
 
=== 「薬学」の概念との差異 ===
薬理学は、薬物が生体に対して与える影響を医学的観点から分析・研究する学問である。「薬学」と広く言った場合[[化学]]的な要素まで多分に含むのに対し、「薬理学」では化学的な分析よりも[[生物学]]的側面からの研究に重きを置く。このように、薬理学は薬学の一端であるとともに、根本的には[[医学]]における一分野として位置づけられることが多い。
 
== 医薬品の分類: ==
薬物の分類には、ATC分類([[解剖治療化学分類法]]:Anatomical Therapeutic Chemical Classification System)を含めて様々な分類法がある。
 
==医薬品の分類:==
===消化器系に作用する薬物===
[[制酸薬]], 抗ドパミン薬, [[抗痙攣薬]], [[プロトンポンプ阻害薬]](PPI), [[プロスタグランジン]], 緩下剤, [[便秘薬]], [[胆汁酸]]