「カラタチ」の版間の差分

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鋭い刺があることから外敵の侵入を防ぐ目的で[[生垣]]によく使われた。しかし住宅事情の変化などからこの刺が嫌われ、また生垣そのものが手入れの面倒からブロック塀などに置き換えられたため、1960年代ころからカラタチの生垣は減少した。
 
日本では[[ウンシュウミカン]]などの[[カンキツ|柑橘類]]を栽培するときに台木として使われる。病気に強いことや、早く結実期に達することなどの利点があるが、[[ユズ]]や[[ナツミカン]]の台木にくらべると寿命が短いという欠点もある。
 
果実は[[果実酒]]の材料として使われる。未成熟の果実を乾燥させたものは'''枳実'''(きじつ)と呼ばれる[[生薬]]である。健胃作用、利尿作用、去痰作用があるとされる。(但し、[[枳実]]をカラタチとしない説もある。)