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'''暗数'''(あんすう)とは、
例えば[[犯罪統計]]では、被害届けが出なかった事件のように、警察が認知しなかった事件は統計に含まれないので、これらの事件は暗数になってしまう。
ある
== 概要 ==
[[犯罪統計]]の場合、[[殺人]]のような犯罪はほぼ確実に警察に届けられると考えられる為、暗数は小さいと予想されるが、
[[性犯罪]]や[[児童虐待]]のように一般に[[タブー]]とされる領域においては、被害届
けを出すのを控える傾向があると考えられる為、暗数は大きくなると予想される。<!--下記の理由により、とりあえずコメントアウト。出典が欲しいところ。→「一説には統計に表れる数の10倍以上とも言われる。」-->
暗数は実状をとらえるのに重要な役割りを果たす一方、暗数を計る方法がそもそも存在しないという難点もある。
この為暗数の見積りは推測に頼らざるを得ず、主観が入りやすい。
それ故、暗数を見積もる人にイデオロギーによって、暗数の見積もりが変わってしまう危険がある。
例えば、性犯罪の取り締まりを強化したいと考える人は、性犯罪の場合被害届けを出しにくい事を理由に暗数を大きめに見積もるであろうし、
逆に反対する人は性犯罪の被害を受けたのに届け出をしないはずがないとして暗数を少なめに見積もるであろう。
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