「ディジタル・イクイップメント・コーポレーション」の版間の差分

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[[Image:PDP-8.jpg|thumb|220px|right|[[スミソニアン博物館]]の[[国立アメリカ歴史博物館]]に展示されている [[PDP-8]]。独立した[[トランジスタ]]で構成された初期モデルで ''Straight 8'' と呼ばれているもの。]]
研究所などに低価格な製品を提供するため、DECは初期の[[ミニコンピュータ]][[PDPシリーズ|PDP-5]]を1963年にリリースした。[[1964年]]の後継機[[PDP-8]]が最も成功した。小型の12[[ビット]][[ワード]]マシンで16,000ドルで販売された。PDP-8はカートで運べるほど小さい。非常に単純なので様々な応用ができた。DECは色々なニッチ市場や、研究所、鉄道、各種工業関連にこれを多数販売した。
PDP-5は[[東京大学]]の旧[[田無市]]の原子核研究所(1997年3月閉所)で使用され日本初のPDPユーザであった。<!-- http://www.ptie.org/~eggman/d/20040417.html -->
 
PDP-8 は歴史的にも重要である。当時、[[コンピュータ]]は巨大なシステムであり、[[データセンター]]に置かれるものだったが、PDP-8 は実際にコンピュータを操作する少数の人々が自身のために購入した。低価格と小型であることが大きな理由であり、特定の必要性を満たすために購入された。今日、PDP-8 は世界初の[[ミニコンピュータ]]とみなされている。PDP-8 の従兄弟のようなシステムとして [[PDP-12]] がある。これは、[[LINC]]コンピュータの入出力機能とPDP-8を統合したものである。