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冷戦期に有名な航空機に[[バルカン (爆撃機)|バルカン]]がある。バルカン爆撃機は[[イギリス]]の核抑止戦略の一環として[[核ミサイル]]の[[ブルースチール (ミサイル)|ブルースチール Mk.I]]を搭載しアラート任務についていた。アラート任務は比較的短期間で終了したが、[[1982年]]には[[フォークランド戦争|フォークランド紛争]]で通常爆撃任務に出動している。
 
1950年代には[[ロールス・ロイス]]製[[ロールス・ロイス ダート|ダートエンジン]]を搭載した双発[[ターボプロップ]]旅客機 [[アブロ 748]]が開発され、世界中で広く販売された。民間以外にも[[王室用飛行隊]](現イギリス空軍[[第32王室飛行隊]])が数機を購入し、後部貨物室ドア及び伸縮式降着装置が追加された型が<!--(合併後の社名である)[[ホーカー・シドレー]]-->[[アンドーバー (航空機)|アンドーバー]]として[[イギリス空軍]]や[[イギリス連邦]]各国で採用された。
 
同じく1950年代には[[アブロ・カナダ]]によって北米初の[[ジェット機|ジェット]]旅客機[[アブロ・カナダ C-102 ジェットライナー|アブロ C-102 ジェットライナー]]、[[カナダ]]が自主開発した唯一のジェット[[戦闘機]] [[CF-100 (航空機)|CF-100 カナック]]及び[[超音速]]戦闘機 [[CF-105 (航空機)|CF-105 アロー]]が製造された。アローは高性能の迎撃戦闘機として開発が進められていたが、開発費が高騰したことと地対空ミサイルによる防空へと戦術が転換したため、量産体制へ移行しないままカナダ政府により計画の破棄が命じられた。これによりアブロ・カナダは打撃を受けて終焉に向かうこととなる。