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'''茶谷薫重'''(チャタニクンジュ)は[[関西]]の発明家。自動現像機などのメーカーである'''エフシー製作所'''の社長を務めた。第1回[[全国発明コンクール]]で発明協会賞、第4回明石記念賞を受賞。
 
茶谷はエフシー製作所時代に、縦走りで金属幕の[[フォーカルプレーンシャッター]]、'''茶谷シャッター'''を開発した。このようなシャッターは、古くは[[カール・ツァイス|ツァイス]]・イコンの[[コンタックス]]があるが、これは横長の金属板を鎧戸式に繋げたもので、工作が大変に困難で、かつ、故障が少なくなかった。茶谷も横長の数枚の金属板でシャッター幕を構成したが、シャッターを動かすアームをシャッター幕のすぐ裏側に取り付けることで、シャッター幕の構造を簡単にした。これは踏切の遮断機がヒントになったという。