「林家木鶴」の版間の差分

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'''林家 木鶴'''('''はやしや きかく''')は、[[上方落語]]の[[名跡]]。なお「木鶴」の名跡では、他に[[笑福亭木鶴]]がある。
 
 
#'''初代 林家木鶴'''([[生没年不詳]])は、初代[[林家正三]]の門下。『落語系圖』には「初代正三の實兄なり」「京師の名を得たる達人なり」とある。活躍時期は[[幕末]]から[[明治]]初期に掛けてと推測される。唄本を残してる。本名、[[享年]]とも不詳。
== 初代 ==
#'''2代目 林家木鶴'''(生没年不詳)は、初代木鶴の門下。初め木雀と言ったが、上方3代目[[三笑亭可楽]](?)の門下に移り、馬長から2代目[[都喜蝶]]となり、更に2代目木鶴を襲名した。初代と同様に、活躍時期は幕末から明治初期と推測される。本名、享年とも不詳。
 
#'''3代目 林家木鶴'''([[1859年]] - [[1891年]][[5月7日]])は、後の[[桂文三 (2代目)|2代目桂文三]]。2代目の養子となり、3代目木鶴を襲名。本名不詳。享年32。
#'''4 林家木鶴'''(? - [[1922生没]][[11月18日不詳]])は、初め[[桂仁左衛門]]の門下で仁太郎を乗る。後に5代目[[林家正三享年]]の門下に移り、5代目小正三を経て、4代目木鶴を襲名。本名、享年とも不詳。
 
#'''初代 林家木鶴'''([[生没年不詳]])は、初代[[林家正三]]の門下。『落語系圖』には「初代正三の實兄なり」「京師の名を得たる達人なり」とある。活躍時期は[[幕末]]から[[明治]]初期に掛けてと推測される。唄本を残して。本名、[[享年]]とも不詳
 
== 2代目 ==
 
'''2代目 林家木鶴'''(生没年不詳)は、本名、享年とも不詳。
 
#'''2代目 林家木鶴'''(生没年不詳)は、初代木鶴の門下。初め木雀と言ったが、上方3代目[[三笑亭可楽]](?)の門下に移り、馬長から2代目[[都喜蝶]]となり、更に2代目木鶴を襲名した。初代と同様に、活躍時期は幕末から明治初期と推測される。本名、享年とも不詳
 
== 3代目 ==
 
#'''3代目 林家木鶴'''([[1859年]] - [[1891年]][[5月7日]])は、後の[[桂文三 (2代目)|2代目桂文三]]。2代目の養子となり、3代目木鶴を襲名。本名不詳。享年32。
 
== 4代目 ==
 
'''4代目 林家木鶴'''(? - [[1922年]][[11月18日]])は、本名、享年とも不詳。
 
初め[[桂仁左衛門]]の門下で仁太郎を名乗る。後に5代目[[林家正三]]の門下に移り、5代目小正三を経て、4代目木鶴を襲名。
 
==出典==
 
*『落語系圖』([[月亭春松]]編)
*『古今東西落語家事典』(諸芸懇話会・大阪芸能懇話会共編、[[平凡社]]、1989年、ISBN 458212612X)