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'''土台'''(どだい)は、建築で、基礎の上に横にして据える材のこと。この材に、ほぞ穴をあけて[[柱]]を差し込む。近年では専用の金属プレートを用いて固定するケースも増えている。
 
過去には地面に近いため[[湿気]]に強い[[クリ|栗]]や[[ヒノキ|檜]]、アピトンを主に用いていたが、現在は[[ヒノキ|檜]]および檜集成材、カラマツ集成材、ベイツガなどが主に用いられており、多くは加圧注入による防腐処理が施されている。
 
防腐処理は主に銅系や有機系、ホウ素系の木材防腐剤を用いたもので、[[クレオソート]]やCCA(銅・クロム・ヒ素)といった有毒とされる成分を含む防腐剤は現在では使用されていない。
防腐処理は主に銅系や有機系、ホウ素系の木材防腐剤を用いたもので、[[クレオソート油]]や[[クロム銅ヒ素系木材保存剤]] (CCA) といった有毒とされる成分を含む防腐剤は現在では使用されていない。なお、過去に建築された住宅などでは[[クレオソート]]やCCAが用いられている場合にも、室内空間とは離れており、かつ揮発性や溶脱はほとんどないため、日常において問題となることは稀である。
余談ではあるが、ここで述べる[[クレオソート]]は[[正露丸]]に含まれる[[クレオソート]]とは別物である
 
湿度が高い場所に用いられるため、[[ヒノキ|檜]]などを用いても古い住宅などでは腐朽や[[シロアリ]]による食害を受けていることが多く、床鳴りや住宅の傾きの原因となる。
 
常では目にしない地味な部材ではあるが、住宅の支持を受け持つ重要な部材であり、リフォームなどによる交換が非常に困難であるため、建築の際には木材防腐剤処理材が推奨されている。
 
[[Category:建築|とたい]]
 
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