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+生物分類表、その他
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{{生物分類表
[[Image:Ammonia tepida.jpg|right|250px|thumb|有孔虫の一種 ''Ammonia tepida'']]
| 色 = khaki
| 画像 = [[image:Ammonia tepida.jpg|250px|]]
| 画像キャプション = 有孔虫の一種 ''Ammonia tepida''
| 名称 = リザリア
| 地質時代 = PC
| 地質時代2 = PR
| ドメイン = [[真核生物]] [[:w:Eukaryota|Eukaryota]]
| 界 = '''リザリア [[:w:Rhizaria|Rhizaria]]'''<br /><small>[[トーマス・キャバリエ=スミス|Cavalier-Smith]], 2002</small>
| 下位分類名 = 下位分類
| 下位分類 =
* ケルコゾア Cercozoa
* 有孔虫 Foraminifera
* 放散虫 Radiolaria
* ネコブカビ類 Phytomyxea
* アセトスポラ類 Ascetosporea
* グロミア類 ''Gromia''
* エブリア類 ''Ebria''
| 英名 = Rhizaria
}}
 
'''リザリア'''(Rhizaria; ギリシャ語 ''rhizo-'' '根')は、[[真核生物]]の主要な系統の1つである。形態的には非常に多様であるが、しかしその大部分は糸状、網状、ないし[[微小管]]が通った[[仮足]]を持つ[[アメーバ]]様生物である。殻や時として非常に複雑な形態の骨格を持つものが多く、[[原生動物]]化石のほとんどはこうした殻や骨格である。ほとんど全てのものが管状クリステの[[ミトコンドリア]]を持っている。リザリアには主に以下の3つのグループがある。
 
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*: 軸足を持つアメーバ様生物で、海洋[[プランクトン]]として普通に見られる。
 
ケルコゾアに含まれるか、ないし系統樹によっては有孔虫に近縁と思われる、その他のグループとして、それぞれ植物と動物に寄生するネコブカビ類([[:en:Phytomyxea|Phytomyxea]]と[[アセトスポラ]]類や、特異なアメーバである''グロミア([[:en:Gromia]]|''Gromia'']])がある。リザリアのグループのそれぞれは主として遺伝学的類似性に基づいて近縁だと考えられており、ケルコゾアの拡張として認識されている。この拡張されたグループに付けられたリザリアという名称は2002年に[[:en:Thomas Cavalier-Smithトーマス・キャバリエ=スミス]]が導入したもので、彼は[[太陽虫]]の有中心粒類とアプソゾア([[:en:Apusozoa|Apusozoa]]もリザリアに含めている。
 
== 参考文献 ==
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== 関連項目 ==
* {{Commons|Category:Rhizaria|{{PAGENAME}}}}
* [[アメーバ]]
* [[アメーボゾア]]