「トランスパーソナル心理学」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Norio Suzuki (会話 | 投稿記録) ケン。ウィルバーについて情報を追加 |
|||
12行目:
日本国内にも、大学等で研究する研究者は存在する。
大学院レベルでトランスパーソナル心理学を専攻できる大学としては:
The Institute of Transpersonal Psychology (US)
John F. Kennedy University (US)
California Institute of Integral Studies (US)
Saybrook Institute (US)
Naropa University (US)
Liverpool John Moores University (UK)
等がある。
== 代表的な心理学者 ==
代表的な心理学者としては、[[イタリア]]人で[[ジークムント・フロイト|フロイト]]の弟子の一人[[サイコシンセシス]](精神統合)の[[ロベルト・アサジオリ]]、[[人間性心理学]]でも知られ、[[至高体験]]にも焦点をあてた[[アブラハム・マズロー]]、[[ホロトロピック・ブレスワーク]]を開発した精神科医の[[スタニスラフ・グロフ]]などが上げられる。
尚、現在、インテグラル思想の提唱者として活躍するアメリカの思想家・[[ケン・ウィルバー]](KW)のトランスパーソナル運動との関りについては、注意が必要となるだろう。KWは、執筆活動の初期より、トランスパーソナル運動が内包していた諸々の構造的な問題を認識しており、数々の著作をとおして、その克服のための提言をくりかえして行ってきている。しかし、そうしたこころみにもかかわらず、トランスパーソナル運動は、Spiral Dynamics理論において"Green vMeme"と形容される価値観の構造的な限界を克服することができないままに、確実に調査・研究・実践の領域において劣化をつづけている(Wilber, 2000)。こうした状況のもと、1990年代の後半、KWは、当時Association for Transpersonal Psychology(ATP)の総監督(Executive Director)を務めていたMiles Vichの辞任を契機として、自らもATPの運営を離れて、また、トランスパーソナル運動そのものとも訣別を表明している。その意味では、KWをトランスパーソナル運動の一員として見做すことは、もはや無理があるといえるだろう。
== トランスパーソナル心理学への批判 ==
44 ⟶ 52行目:
* [[鈴木大拙]]
* [[スピリチュアリティ]]
* [[ケン・ウィルバー]]
== 参考文献 ==
* 『テキスト/トランスパーソナル精神医学・心理学』ジョン・R. バティスタ ISBN 4535561451
* 『トランスパーソナル心理学』 岡野守也 ISBN 4791758269
* 『サイコシンセシス―統合的な人間観と実践のマニュアル』ロベルト アサジョーリ ISBN 4414325048
56 ⟶ 64行目:
* Lajoie, D. H. & Shapiro, S. I. (1992). ''Definitions of transpersonal psychology: The first twenty-three years''. Journal of Transpersonal Psychology, Vol. 24.
* Walsh, R. & Vaughan, F. (1993). On transpersonal definitions. Journal of Transpersonal Psychology, 25 (2) 125-182
* Wilber, K. (2000). Waves, streams, states, and self-A Summary of my psychological model (Or, outline of an integral psychology). Available at http://wilber.shambhala.com/html/books/psych_model/psych_model8.cfm/
== 外部リンク ==
62 ⟶ 70行目:
* [http://www.ne.jp/asahi/jta/akss/ 日本トランスパーソナル学会]
* [http://wwwsoc.nii.ac.jp/jatp/ 日本トランスパーソナル心理学/精神医学会]
* [http://www.integraljapan.net/index.htm インテグラル・ジャパン]
[[category:心理学|とらんすはそなるしんりかく]]
|