長尾 顕長(ながお あきなが、1556年-1621年)は、戦国時代の武将。由良成繁の三男で、由良国繁と渡瀬繁詮の弟に当たる。
足利長尾氏の長尾景長の娘を娶り、その家督を継いだ。北条氏の家臣となり、1590年の豊臣秀吉の小田原攻めでは小田原城の籠もって戦った。そのため、北条氏滅亡後に所領を召し上げられて浪人となる。一時は常陸国の佐竹義宣に仕えたが、その後再び、流浪の身となった。