「残響」の版間の差分

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[[画像: Reverb-structure.png |300px|thumb|残響の構造]]
 
* '''初期反射''' (early reflection) - 室内では、直接音がこえたあと数 ms から 100 ms くらいのあいだに、条件によっては、壁、天井、床などからの数 10 個の反射を他の音から分離してくことができる。これが初期反射である。部屋の形状が直方体であれば 1 回反射は 6 個だけだが、より複雑な形状または家具などがある部屋においては反射音の数がえ、また壁などで複数回反射した音もこえる。初期反射は直接音とまとめてひとつのながれの音として認知されるという<ref>Griesinger, D., "The Theory and Practice of Perceptual Modeling -- How to use Electronic Reverberation to Add Depth and Envelopment Without Reducing Clarity", Tonmeister Conference in Hannover, 2000.</ref>。
 
* '''後期残響''' (late reverberation) - 直接音がこえてから 150 ms 以上ぎたころには、音は多数回反射し、反射音の数もえているため、もはや個々の音をくべつ区別してくことはできない。また、音は等角反射するだけでなく壁・天井などで散乱されるため、残響の構造はさらに複雑になる。これらによって構成されるのが後期残響である。このような後期の残響は、方向・位相がランダムで指数関数的に減衰する音によってモデル化される。後期残響は直接音とはことなるながれ系統の音として認知されるという<ref>Griesinger, D., "The Theory and Practice of Perceptual Modeling -- How to use Electronic Reverberation to Add Depth and Envelopment Without Reducing Clarity", Tonmeister Conference in Hannover, 2000.</ref>。
 
後期残響が直接音に対して 60 [[デシベル|dB]] 減衰するまでの時間を[[残響時間]]という呼ぶ。残響時間は家庭などの小さな部屋では 0.5 秒程度、音楽用ホールでは数秒程度である。
 
== リバーブの実装方法 ==