「工場制機械工業」の版間の差分

'''工場制機械工業'''（こうじょうせいきかいこうぎょう）とは、[[産業革命]]以後の主流となった[[工業]]の一形態である。「工場制大工業」とも称する。

 

一般的に工業の発展は、原始的な形態である「'''[[家内制手工業]]'''」に始まり、[[問屋]]からの発注により各家庭で製品を生産する「'''[[問屋制家内工業]]'''」、[[工場]]に[[労働力]]を集結させ手作業で製品を生産する「'''[[マニュファクチュア|工場制手工業]]（[[マニュファクチュア]]）'''」への過程をたどり、その次の段階が、工場において[[機械]]により製品を生産する「'''工場制機械工業'''」である。

 

 

[[18世紀]]後半、世界で最も早く工場制機械工業を導入した[[イギリス]]では、その後「世界の工場」と称されるまでに至った。日本での工場制機械工業の本格的な開始は、[[日清戦争|日清]]・[[日露戦争|日露]]戦間期（[[20世紀]]初頭）である。

 

==関連項目==

*[[産業革命]]

 

{{DEFAULTSORT:こうしようせいきかいこうきよう}}