「阿武隈急行線」の版間の差分
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東北本線槻木～福島間は、阿武隈急行線よりも[[勾配]]がきつく、[[風]]がよく吹く区間のため、強風による運休が多い（年間30回以上）。そのため、運休時は阿武隈急行線を経由して一部迂回運行できないかとの要望もある。しかし、例えば東北本線の福島～白石間など、阿武隈急行線との共用（二重戸籍）区間である福島～矢野目信号場間を含む区間が風のために運休となった場合は、福島～矢野目信号場間も含めて運休となるため迂回運行することができない。
また、同区間を含まない例えば藤田～貝田間などが風のため運休となった場合も、阿武隈急行線は福島～矢野目信号場を除いて全線単線であり、線路容量等の問題から全線通しの臨時ダイヤを組むことができないため、東北本線の列車を迂回運行することができない。（但し、槻木《福島》発阿武隈急行線経由福島《槻木》行き及び福島発阿武隈急行線経由仙台行きは存在するため、この場合は乗り換えることで福島駅及び仙台駅に到達可能。）
いずれにせよ、本来は勾配のきつい東北本線の[[バイパス]]路線として建設された路線であるが、東北本線の迂回ルートとしてはあまり機能していない。
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