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'''ヒケ'''(ひけ、Sink Marks)とは、工業製品において材料が収縮することによっておこるへこみ、窪みである。主として[[射出成形]]([[インジェクション]])などの[[金型]]を用いて作られた樹脂製品に顕著に見られる現象である。
 
 
== 樹脂のヒケ ==
射出成形では、溶解した[[プラスチック]]などの樹脂を金型内に射出して製品を形作るが、(樹脂の種類によって差は有るものの)冷えて取り出された製品は溶けた樹脂の状態と較べて多かれ少なかれ収縮する。そのため出来上がった製品は金型の内面そのままの形状とはならず、へこんだり、極端な場合には深い穴が開いてしまったりする。この収縮による不良を'''ヒケ'''と呼ぶ。
 
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== 鋳造でのヒケ ==
樹脂ほど顕著ではないが、金属の[[鋳造]]においてヒケは生じる。例えば自動車のエンジン部品のように分厚い金属ブロックを鋳造する際に発生するヒケは、ス(製品に空気が入って予期しない空洞を形成する)と並んで注意が必要である。
 
== 外部リンク ==