「舞台音響」の版間の差分

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===オペレーター、エンジニア、PA===
 
:オペレーター、エンジニアとしての音響スタッフを、電気的な音響拡声装置を意味する'''[[公衆伝達Public Address|PA]]'''(''Public Address'')と呼ぶときもある。[[ミキサー (音響機器)|ミキサー]](ミキシング・コンソール)を中心とした、各々の演奏をまとめ、処理をする仕事を、楽器の演奏者たちと区別して用いることが多い。特にプロにおいてオペレーターはエンジニア的仕事を兼ねることが多い。
 
:オペレーションは、舞台の演出や役者の出来、観客の雰囲気等を考慮しながら、公演の度ごとに最も良い音量等を選択する作業である。音の物理的な性質や機材の音の再現特性を理解していなければ、意図した演出、心地良い空間を構築することができない。特に舞台においては[[録音]]と異なり、マイクロフォンとスピーカが近接しているために両者の間で集音と増幅を繰り返して一部または広範な周波数帯で発振現象([[ハウリング]])を起こすと言う普遍的な問題があるため、仕込みおよび演奏中において機敏に対処する能力が不可欠である。さらに電子楽器やケーブルなどの性質を知らないと、機材が壊れたり、ケーブルから火が出ることもあるため、専門的な知識が必要である。