「ジオ (自動車)」の版間の差分

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== 車種一覧 ==
[[画像:1991WagonSide.jpg|thumb|ストーム]]
*'''[[いすゞジオPAネロストーム|ストーム]]'''(1990~1993)
:FFのコンパクト2ドアクーペ、及び3ドアハッチバック。日本名「[[いすゞ・PAネロ]]」。クーペモデルは手ごろな価格で手に入るスペシャリティカーとしてそれなりの評判を得たため、日本とは異なり、月販1万台を超えることもあるなど、なかなかの販売台数であった。エンジンは1.6リッターSOHCと1.6リッターDOHCのラインナップであり、日本にあったターボモデルは展開されていない。後にマイナーチェンジで1.8リッターDOHCが追加されている。好評を得ていたが1993年に生産元であるいすゞ自動車の乗用車生産からの撤退により販売終了。
 
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[[Image:Wiki cars 156.jpg|thumb|トラッカー]]
*'''[[スズキジオエスクトラッカ|トラッカー]]'''(1989~2004)
:AWD(4WD)の「コンパクトSUV」。2ドアコンバーチブル、2ドア及び4ドアメタルトップ。ミニマムクロスカントリーカーとして、様々な意味で話題となった「スズキ・サムライ」([[スズキ・ジムニー|ジムニー]]の北米販売名)とは異なり、スタイリングと乗り味を乗用車テイストとし、ユーザー層を広げることに成功した。日本名「[[スズキ・エスクード]]」。街乗りからオフロードまでこなせる万能モデルとして、ジオとしては最も販売に力を注いでいた。ジオの中では最も息の長かったモデルであり、ジオ消滅後にはシボレーに組み入れられることとなる。その際にモデルチェンジし(エスクードの2代目に相当)「シボレー・トラッカー」として販売が継続された。
 
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:FFのコンパクト4ドアセダン。唯一のジオオリジナルモデルであり、スペクトラムの後継車種として発売。入門用セダンとしての位置付けで販売された。プリズムは[[トヨタ・スプリンター]]がベースとなっている。初代モデルには[[4A-GE]]エンジンの設定もあり、ややスペシャリティー色の強いモデルである。生産はGMとトヨタの合弁会社であるNUMMIで行われた。しかし、GMはこのクラスにシボレーブランドで「[[シボレー・キャバリエ|キャバリエ]]」を持っており、社内で同一コンセプトで価格帯も近い2つのモデルが競合する事態となっていた。そのためシボレー販売店では、しばしばプリズムの扱いに苦慮することとなる。これはジオのブランド戦略としての混迷振りを端的にあらわしていた。ジオ消滅後にはシボレーブランドに統合され、USカローラ100系後期ベースの「シボレー・プリズム」としてモデルチェンジし、1.8リッター1ZZ-FEエンジン(VVT-i)を搭載して2002年まで販売が継続された。このような経緯であったが、さすがにベースの素性が良かったのか全代通して計99万8千台の販売台数を記録している。モデルチェンジ時にはキャバリエと車種統合され「[[シボレー・コバルト]]」となった。
 
[[画像:2nd-Geo-Metro.jpg|thumb|200px|right|メトロ]]
[[画像:Geo Metro 2-Door.JPG|thumb|メトロ]]
*'''[[ジオ・メトロ|メトロ]]'''(1989~2001)